
Oracle三大要素の一つである「インスタンス」の概要について解説します。
インスタンスとは?
インスタンスが起動していなければ、Oracleは起動できません。
インスタンスには、下記二つの構成要素があります。
- SGA
- バックグラウンドプロセス
SGA
各プロセス間で共有されるメモリ領域です。
「初期化パラメータ」という設定値によって、そのサイズを確保します。
バックグラウンドプロセス
インスタンスの起動にあわせて、起動しています。
ユーザーから直接指令があって動くのではなく、プロセスを監視したり、データの書き出しといった裏方的な仕事をします。
SID
インスタンスを識別するIDです。
SQL Plus等で、Oracleに接続する際はまずはこれを使います。
環境変数「ORACLE_SID」にSIDを設定して、接続するインスタンスを指定したりもします。
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