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【Oracleアーキテクチャ】「データファイル」の構造について

05.22

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この記事は2分で読めます

データベースの構成要素である「データファイル」について解説します。

テーブル、索引、その他データベースオブジェクト等が格納されます。

表領域について

データファイルは、「表領域」という論理的な記憶域に分けて格納されます。

「1つ以上のデータファイルを、1つの表領域」として扱うことができます。

イメージとしては、下記のような感じです。

テーブルや、索引等のオブジェクトの格納先として指定するのも、「表領域」になります。

表領域の種類

上の図でも書きましたが、表領域は、大きく下記の3種類に分かれます。

表領域の種類 説明
永続表領域 テーブル、索引等のオブジェクトを格納するデータ保存用の領域
UNDO表領域 UNDO情報を格納する領域です。テーブル等のデータは保存できません。
一時表領域 SQL処理に使われる一時的な領域です。テーブル等のデータは保存できません。

Oracleを作成した際に、自動で生成されている表領域

なお、Oracleインストール時には、下記の表領域が自動で生成されていますので、抑えておきましょう。

表領域の名前 種類 説明
SYSTEM 永続 データベースの管理情報が格納されるOracleにはなくてはならない表領域です。データディクショナリが格納されます。永続表領域ではありますが、ユーザーが作成したテーブル等の情報は格納しません。
SYSAUX 永続 SYSTEM表領域の補助的な領域です。こちらの表領域も、永続表領域ではありますが、ユーザーが作成したテーブル等の情報は格納しません。
UNDOTBS1 UNDO UNDO表領域です。
TEMP 一時 データベースのデフォルトの一時表領域です。
USERS 永続 一般ユーザーのオブジェクト格納用の表領域です。

データブロックについて

Oracleでは、データの読み書きを「ブロック」と呼ばれる固定サイズの領域で実行しています。

なので、テーブルや、インデックス等のデータベースオブジェクトは、ブロック単位に分割されてデータファイルに格納されます。

指定できるブロックサイズは?

2KB、4KB、8KB、16KB、32KBの中から選択します。

利用しているOSによって指定できるサイズが異なりますが、一般的には、8KBか、16KBを指定します。

標準のブロックサイズ

データベースのデフォルトのブロックサイズで、データベースの作成時に指定します。

データベースの作成後は、変更することができません。

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エンジニア歴10年で過去に業務系、Webデザイン、インフラ系なども経験あります。現在はWeb系でフロントエンド開発中心です。

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