
PL/SQLの基本構文
ブロックの基本構造
PL/SQLのブロックの基本構造としては、下記になります。
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DECLARE(宣言部:省略可能) 宣言部 BEGIN(処理部:必須) 処理部 EXCEPTION(例外処理部:省略可能) END; |
構文の意味
ブロック構文 | 説明 |
---|---|
DECLARE(宣言部:省略可能) | プログラムで使用する変数や、定数を宣言することが可能です。 |
BEGIN(処理部:必須) | プログラムの具体的な内容を記述します。 |
EXCEPTION(例外処理部:省略可能) | プログラムでエラーが発生した場合の処理を記述します。 |
ブロックのネスト構造
処理部は、下記のようにネストさせて記述することが可能です。(最大255回までネスとすることができます。)
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DECLARE(宣言部:省略可能) 宣言部 BEGIN(処理部:必須) 処理部 DECLARE(宣言部:省略可能) 宣言部 BEGIN(処理部:必須) 処理部 EXCEPTION(例外処理部:省略可能) END; EXCEPTION(処理部:省略可能) DECLARE(宣言部:省略可能) 宣言部 BEGIN(処理部:必須) 処理部 EXCEPTION(例外処理部:省略可能) END; END; |
なお、内部のブロックで宣言した変数や定数は、ネストしたブロック内でのみしか使用できず、外部からは使用できないので注意です。
コメント
PL/SQLでも、普通のプログラミング言語と同じようにプログラム内にコメントをすることができます。
行コメント
「–」で始まる行は、単一行のコメントを表します。
1 |
--行コメントです。 |
ブロックコメント
「/* ~ */」で囲まれたブロックは、複数行のコメントを表します。
1 2 3 4 |
/* ブロックコメント です。 */ |
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