接続方法は下記に分かれます。
接続方法 | 特徴 |
---|---|
ローカル接続 | データベース上のサーバーにログインしてから接続する。DBメンテナンス等ではコチラを使います。 |
リモート接続 | ネットワーク経由でデータベースに接続する。アプリの場合はほとんどコチラを使います。 |
ローカル接続
リスナーを介した接続ではありませんので、DBサーバーへのリスナーの準備や、Oracleクライアントのインストールも不要です。
Oracleクライアントのインストールが不要で、リスナーの設定もいらず、楽なので、開発現場でもコチラの接続がたまに使われていたりします。
OSの環境変数ORACLE_SIDを設定しておくことでインスタンスを識別することも可能です。
リモート接続
ネットワークを経由するリスナーを介した接続方式です。
リモート接続をするための前提条件
対象 | 前提条件 |
---|---|
データベースサーバー | ・OracleDBがインストールされていること。 ・リスナーが構成されていること。 |
クライアントPC | Oracleクライアントがインストールされていること。 |
「リスナー」という用語がイマイチピンとこない方は下記の記事をご参照下さい。
DBサーバー側での設定情報
リスナープロセスを動作させるための設定ファイル(listener.ora)を作成する必要があります。
下記の手順で解説しています。
クライアントPC側での接続設定
「データベースの場所」と「サービス名」を「接続記述子」で指定して接続を行う。
「接続記述子」は、tnsnames.oraに記述して、リモート接続するのが一般的です。tnsnames.oraの作成方法は下記の記事で解説しています。
【Oracle】サーバー側のリモート接続設定(listener.oraの作成)、クライアントPC側のリモート接続設定(tnsnames.oraの作成)
ためしに(SQL Developerでの接続)
下記のように、接続設定すれば接続することができます。
なお、ネットワーク別名は、「Oracle Net Configuration Assistant」でtnsnames.oraを作成時に指定した「ネット・サービス名」になります。
もし、ネットサービス名を忘れたら…
もし、忘れたという方は、tnsnames.oraの下記の箇所が、該当箇所になるので、確認しましょう。
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