
サービス名
- データベースは、クライアントからは、一つの「サービス」として見え、クライアントは「サービス名」を指定して、データベースに接続をする。
- 1つのデータベースには、クライアントからの処理を識別するために、複数のサービス名を対応付けることができる。
サービス名の設定方法
初期化パラメータ「SERVICE_NAMES」や、「tnasname.ora」のSERVICE_NAMEを使う。
グローバルデータベース名
「サービス名」のデフォルトの値(下記の画像のように、データベース作成時に設定しています。)
ネット・サービス名
tnsnames.ora(クライアントPC側のリモート接続設定ファイル)で、「接続記述子(Oracle接続情報をまとめた情報)」を一意にまとめた名前のことです。
接続記述子は、長くなることが多いので、「ネット・サービス名」を付けることで、短縮しています。
リスナー(リスナープロセス)
- データベースサーバー側で動作しているプロセスで、クライアントからの接続要求を待っているプロセス。
- 接続要求を受けると、その要求を目的のデータベースに転送します。
インスタンス(インスタンス名)
Oracleの主要コンポーネントの一つで、「SGA(システムグローバル領域)」と「バックグラウンドプロセス群」に分かれる。
SID
インスタンスを一意に識別する識別子です。「ローカル接続」では、このIDを指定して接続することもできます。
共有プール
Oracleインスタンスの中の、SGAの中に存在する領域の一つです。
詳しくは、下記の記事で解説しています。
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