Android端末は、色々な解像度の端末がありますが、どのサイズで作ればいいか迷ってしまいますよね。
Android端末の機種の種類
代表的な、Android端末のメーカーとシリーズを挙げただけでも結構な数があります。
メーカー | シリーズ |
---|---|
Sony | Xperiaシリーズ |
Nexusシリーズ | |
Samsung | Galaxyシリーズ |
これらのシリーズの中でも、さらに数多くの型番があるので、これらの解像度をいちいち調べて検討しなければならないのでしょうか…。
結論から申しますと、Android端末の機種の解像度は一切考える必要はありません!
Android端末の解像度の基礎知識
- 端末のサイズと、解像度(ピクセル)は全く関係ない。
- Androidには、「dp」というAndroid独自単位のおかげで、解像度関係なく、同じスクリーンサイズで表示される。(例えば、ピクセルで言えば、100pxと200pxの解像度がAndroidでは全く同じサイズで表示されます。)
Androidの解像度の単位とは?
普段、Web制作とかされている方の場合は、単位は「px(ピクセル)」を使用されていると思いますが、Androidではピクセルを使用しません。
理由としては、ピクセルは画像解像度に依存するので、端末ごとに解像度が違うAndroidでは不向きのためです。
しかし、Androidは、解像度の特殊な単位が存在しています。
単位 | 説明 |
---|---|
dp(dpi) | ・1インチの中に、何ドット含まれるかを表しています。
・ディスプレイサイズが異なっていても、同じサイズで表示できることができるサイズのことで、この単位があるために、多様な端末をサポートできています。 |
sp | dpの文字サイズの指定に用いるものです。 |
Android端末の解像度の種類
2018年4月1日現在、6種類になります。dpiがある範囲を下記のように、ランク分けしています。
「dp解像度」というのを基準にサイズを決めると良いみたいです。
dpiの種類 | dp解像度(横) | dp解像度(縦) | 特徴 |
---|---|---|---|
ldpi | |||
mdpi | |||
hdpi | 320 | 640 | |
xhdpi | 360 | 640 | |
xxhdpi | 360 | 640 | ・xhdpiと比率が同じなので、その端末で動作させても崩れにくい。 ・AVD(Android Studio標準シミュレータ)のNexus5を使うことができる。 |
xxxhdpi | 540 | 960 |
2018年4月現在主流なのは、一番販売対応端末数が多い、「xhdpi」と「xxhdpi」で採用されているdp解像度である「360 × 640」で作るのがよいみたいですね。
フォントサイズはどうするか?
Androidのフォントサイズの単位は、「sp」ですが、標準のフォントサイズは「14sp」のようです。
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