文字型
データ型 | データサイズ | サイズ指定 | 説明 |
---|---|---|---|
VARCHAR2 | 最大4000バイト | 省略不可 | 可変長の文字データ |
CHAR | 最大2000バイト | 省略可(その場合「1」になる。 | 固定長の文字データ |
LONG | 最大2BG | 可変長 | |
CLOB | 最大4BG | 文字データ | |
NCLOB | 最大4BG | Unicode文字データ |
LONG型
特徴
VARCHAR2や、CHAR型に格納でいないような、大きな文字データ型を格納できます。
制限事項
LONG型には、下記の制限があるので、使用する場合は、注意しましょう。
- 副問い合わせの際に制約がある。
- GROUP BY句、ORDER BY句に指定できない。
- 1つの表に一つだけしか定義できない。
- 制約を定義できない。
数値型
数値型で使うのは、「NUMBER型」になります。
NUMBER型は、下記の構文で定義します。
1 |
列名 NUMBER[(最大精度(整数の桁数+小数の桁数),小数点以下の桁数)] |
オプション | 説明 |
---|---|
最大精度(整数の桁数+小数の桁数) | 最大38桁の数値の「整数の桁数+小数」の桁数を指定します。 |
小数点以下の桁数 | 小数点以下の桁数を指定します。例えば、2と指定した場合に、小数点以下が第二位までしか格納できないというわけではなく、2桁で四捨五入されます。 |
注意点
整数は、「最大精度-小数点以下の桁数」とした値までしか格納できません。それを超える桁数を格納した場合はエラーになります。
例
NUMBER(6,3)とした場合
「456.1234」のデータであれば、「456.123」と格納される。
「4565.1234」のデータであれば、整数は3桁までしか格納できないのでエラーとなる。
日付型
良く使うのは、「DATE型」になります。
構文
1 |
列名 DATE |
特徴
- 固定長7バイトのデータ
- 世紀、年、月、日、時、分、秒が格納される。
バイナリデータ型
データ型 | データサイズ | 説明 |
---|---|---|
RAW型 | 最大2000バイト | 可変長のバイナリデータ、サイズ指定の省略は不可。 |
LONG RAW型 | 最大2GB | 可変長のバイナリデータ、制限はLONG型と同じ。 |
BLOB型 | 最大4GB | バイナリデータを格納できる。 |
BFILE型 | 最大4GB | 読み取り専用のバイナリデータを格納できる。Oracleではなく、OSにデータが保存される。 |
ROWID型
列にROWIDを格納できるようにするためのデータ型です。
通常の列としては使用できませんが、ROWID擬似列として使用できます。
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