リポジトリとは?
ソフトウェアが登録される、一種の「保管場所」で、ここにMavenがアクセスし、ライブラリ等のプログラム(jarファイルなど)を自動でダウンロードしています。
アドレスを追加することで、Mavenに追加することができるようになっています。
セントラルリポジトリ
ただ、セントラルレポジトリだけは、URLを追加しなくてもデフォルトで利用することができます。
Mavenの開発元であるApache Software Foundationが運営しています。
下記のアドレスにあります。
http://repo1.maven.org/maven2/
サーチエンジンサイト
mavenのセントラルレポジトリに登録されているプログラムを検索できるサイトです。
下記のサイトは、mavenを開発している、Apacheが運営しているので、確実です。
http://search.maven.org/
例えば、ロギングライブラリのlog4jを検索してみましょう。
すると、下記のように表示されます。
上記の、バージョンをクリックします。
注目して頂きたいのは、上記の「Dependency Information」の箇所です。pom.xmlの依存情報の箇所(<dependency>タグ)にそのままコピペすれば、該当のソフトウェア情報をそのまま利用できるようになります。
その他のリポジトリ
有名ではないライブラリなどはセントラルリポジトリを探してもライブラリが登録されていないということはあります。そういう場合は自分でリポジトリを作成して配置して使う必要があります。
ローカルリポジトリ
リモートリポジトリからダウンロードしてきたライブラリをキャッシュする場所です。Windowsではデフォルトでは「%USERPROFILE%\.m2\repository」になります。
リモートリポジトリ
ネットワーク経由でアクセスできるリポジトリのこと。セントラルリポジトリもリモートリポジトリの一種ですし、自分で作成することも可能です。
最後に
このセントラルレポジトリに関しては、Mavenだけでなく、Gradle等の他のビルドツールでも共通で利用している汎用性のあるものです。(Javaプログラムはどのビルドツールにおいても同じのため合同で運営されています。)
このサーチエンジンサイトをうまく活用できるようになれば、ビルドツールをマスターする近道になるので、色々と検索してみましょう。
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