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【AWS】「SQS(Simple Queue Service)」、Step Functionsとの使い分けなど

11.09

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この記事は2分で読めます

SQS(Simple Queue Service)とは?

フルマネージドでサーバレスのキューサービスです。

メリット

  • キューとしての非同期処理の実現に加え、AWSの持つ高い障害耐性と処理性能を得ることができます。
  • また、サーバレスなので運用コストもかかりません。

具体的なユースケース

アプリケーション間の連携

相手先で障害が起きていても一旦キューに蓄積するので、相手先が復旧したら再送することが可能です。昨今のマイクロサービスやサーバーレス構成のアプリケーションの高まりによりアプリケーション間に配置するケースが多いです。

スパイクアクセス(急なアクセスが増加)が発生しやすいアプリケーション

急なアクセス増加でもキューに蓄積してくれてデータの損失を防ぎます。

Railsでの利用

「Shoryuken」というGemを使って作成します。Railsでの非同期処理といえば「Sidekiq(Redis)」だとは思いますが、

Shoryuken

「AWS SQS」からジョブ取り出すワーカーを簡単に作成することができるGemです。

Fake SQS

AWSのSQSを使わずにローカルでSQSっぽいものを構築することができるモックです。Dockerイメージとして提供されていてローカル用に「docker-compose.yml」で設定します。

SQSの種類

標準キュー

メリット

無制限のスループット:ほぼ無制限のトランザクション(TPS)をサポートする。

デメリット

ベストエフォート型の順序付け:メッセージが送信されたときと異なる順序で配信されることがある。
少なくとも1回の配信:メッセージは少なくとも1回は確実に配信されるが、複数のメッセージのコピーが配信されることもある。

用途

処理の順序や重複を許容できる場合はこちらを選ぶ。

FIFOキュー

メリット

高スループット:デフォルトでは、FIFOキューは毎秒最大300件のトランザクション(TPS)をサポートする。
先入れ先出し配信:メッセージが送信または受信された順序が厳密に保持されます (先入れ先出し)。

デメリット

標準キューよりTPSが下がる。

用途

処理の順序や重複を許容できない場合はこちらを選ぶ。

料金

基本的には安いです。月100万リクエストまで無料、月1億リクエストで4300円程度です。

用語

Dead letter queue(デットレターキュー)

リトライしても処理に失敗する場合は別キューに格納する機能です。Cloudwatchと連携し、デバッグに使用できます。

詳細仕様

リトライをサポート

一定時間内に処理が正常に完了しなかった場合、再度 Queueに入ります。ただ、一定回数失敗した場合、「Dead letter queue(デッドレターキュー)」 に移動されます。

SQSとStep Functionsの使い分け

SQS

スケーラブルで信頼性が高いキューが必要な場合

Cloudformation

Lambda側でターゲットを指定すれば良いだけなので記述量は少ない。

Step Functions

処理の追跡や、サービス間のメッセージ受け渡しが必要な場合

Cloudformation

ロジックを記述する必要があるので記述量が多い。ただ、「何と何が何をしているのか」が分かり易く可読性が高い。

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エンジニア歴10年で過去に業務系、Webデザイン、インフラ系なども経験あります。現在はWeb系でフロントエンド開発中心です。

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