変更差分
各エリアの差分を確認する。
git addする前の差分(ワークツリーとステージの差分)
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git diff |
または
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git diff <ファイル名> |
ワークツリーとステージングエリアの差分を出力します。(ステージングエリア登録後にどんな変更が行われているかがわかります。)
git addした後の差分(ステージングエリアとリポジトリの差分)
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git diff --staged |
または
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git diff --cached |
もし一度もコミットをしていない場合はステージングエリアに登録した内容だけが表示されます。
ブランチ同士を比較する。
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git diff 比較先ブランチ名 |
現在所属しているブランチと比較先のブランチを差分を比較します。
変更履歴
「git log」を使えばリポジトリの中に記録されているコミット履歴(プログラムの変更履歴)を表示できます。以下の内容が記録されています。
- 変更した内容
- 変更日時
- 変更者の名前
- コミットメッセージ
基本
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git log |
特定のファイルの履歴だけ確認する。
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git log ファイル名 |
一行で表示する。
「git log」だけではかなり大量のログが表示されるので要点だけ表示するオプションです。
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git log --oneline |
ファイルの変更差分を表示する。
特定ファイルだけ差分を見れます。
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git log -p <ファイル名> |
表示するコミット数を制限する。
最近の変更履歴だけで確認したい場合に使います。
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git log -n <コミット数> |
特定の人のコミット履歴を確認する
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git log -author <名前> |
グラフでコミット履歴を表示する
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git log --graph |
ブランチやマージの履歴をアスキーグラフで表示させることができます。
特定のコミットメッセージを含む物だけを抽出する。
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git log --grep='内容' |
コミットメッセージに特定の値を含むものだけ抽出できます。
変更したファイルを表示する。
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git log --name-status |
追加行数と削除行数をそれぞれ表示する。
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git log --numstat |
日時を指定して表示する。
ちなみに、sinceじゃなくて、「until」を使えばその逆を表示できます。(以前)
2日前以降のものだけ表示する。
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git log --since="2 days ago" |
時間まで指定する。
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git log --since="2023-05-03 00:30:00" |
コミットファイルの統計情報を表示する。
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git log --stat |
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