Mecanim(メカニム)とは?
Unityでアニメーションの作成から実行までを、Unityエディタで一貫して行うことができる機能のことです。Unity4から導入されました。
Mecanimuにおいてアニメーションの切り替えタイミングを指定しておけば、Mecanimが自動でアニメーションを切り替えてくれます。
3Dキャラクターのアニメーションのセットで、人間の3Dキャラクターモデルに適用することができます。
これを使えば3Dモデルのデザイナーでもアニメーションを実装することができます。
Mecanimの構成要素
- スプライト
- Animation Clip
- Animator Controller
- Animatorコンポーネント
スプライト
パラパラアニメの素材のことです。
Animation Clip(アニメーションクリップ)
1つのアニメーションのデータが記録されたもののことです。「ジャンプする」や「走る」等の動作ごとにAnimation Clipを用意することになります。
Animationコンポーネントにアタッチして使います。
再生するスプライトの情報、再生時間等を指定します。
外部アセットからアニメーションをインポートすることが可能です。
Animator Controller(アニメーターコントローラー)
複数のAnimation Clipをまとめたもので、どのタイミングでゲームオブジェクトにAnimation Clipを適用するか指定します。
ステート
遷移先の状態のこと。
デフォルトステート
ゲームオブジェクト出演時に、最初に呼ばれるステートのこと。
トラジション
ステートから、ステートに伸びる矢印のこと。
デフォルトで作成されているノード
ノード名 | 説明 |
---|---|
Entry | アニメーションを開始する際は、Entryノードから遷移する。 |
Any State | 現在の状態に関わらず、特定のアニメーションに遷移したい場合に使います。 |
Exit | アニメーションを終了したい場合は、Exitノードに遷移します。 |
Animatorコンポーネント
ゲームオブジェクトが持ちます。これに対して、Animator Controllerを紐付けることで、Animator Controllerで定義したアニメーションを再生できるようになります。
Mecanimuが登場する以前の従来のUnityから存在しています。(逆に言えば、従来の技術なので現在は非推奨な技術になっています。)
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