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【Java】ArrayListで要素を順に取り出す4つの方法の違い(拡張for文、イテレータ、ラムダ式等)

05.09

  • miyabisan2
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この記事は2分で読めます

ArrayListの要素を順に取り出す方法としては、下記の四つの方法があります。

  • for文を用いた要素の取り出し
  • 拡張for文を用いた要素の取り出し
  • イテレータを使った要素の取り出し
  • ラムダ式、StreamAPIを使った要素の取り出し

for文

リストのサイズ文だけ、for文でループをまわしてカウントアップさせるやり方ですね。

少しややこしいですが、Javaの基本文法しか使っていないので、初心者にでも直感的に理解はできそうですし、古いJavaでも対応しています。

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public class Main {
 
public static void main(String args[]) {
 
ArrayList<String> list = new ArrayList<String>();
list.add("test");
list.add("test1");
 
for(int i=0;i<list.size();i++) {
System.out.println(list.get(i));
}
 
}
 
}

拡張for文

普通のfor文に比べると、拡張for文は非常にすっきりした形になりました。(ほぼ大丈夫かと思いますが、Java5以降しか使えないです。)

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public class Main {
 
public static void main(String[] args) {
ArrayList<String> list = new ArrayList<String>();
list.add("test");
list.add("test1");
 
for(String li:list) {
System.out.println(li);
}
}
}

イテレータ

イテレータは、「リストの中身を順に取り出す専用道具」のようなイメージです。矢印でリストに含まれている要素を、移動していく感じです。

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public class Main {
 
public static void main(String args[]) {
 
ArrayList<String> list = new ArrayList<String>();
list.add("test");
list.add("test1");
 
Iterator<String> it = list.iterator();
 
while(it.hasNext()) {
System.out.println(it.next());
}
 
}
 
}

イテレータを使うには、まずは、「Iteratotr<型> 変数名 = ArrayList.iterator()」という形で、リストの最初の要素を指したインスタンスを取得できます。(newは必要ないです。)

その後は、「hasNext」によって、順番にリストの中を移動していきます。

ラムダ式、StreamAPI

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public class Main {
 
public static void main(String[] args) {
ArrayList<String> list = new ArrayList<String>();
list.add("test");
list.add("test1");
 
list.stream().forEach(li -> System.out.println(li));
 
}
}

ラムダ式や、StreamAPIだと、非常にシンプルな形で記述できますよね。ただ、それと同時に非常に理解しづらいです。

詳しくは、下記の記事で解説していますので、あわせてご覧になってください。

【Java】Javaプログラマーなら知らないと今後が危うい!?ラムダ式をわかりやすく解説(Java8以降)

各取り出し方のメリット、デメリット比較

要素の取り出し方 メリット デメリット
for文 Java1.4以下でも利用可能 構文が少しわかりにくい
拡張for文 わかりやすい

HashSet等でも利用可能

Java5以降でないと使えない。
イテレータ Java1.4以下でも利用可能

HashSetも利用可能

構文がわかりにくい
ラムダ式、StreamAPI 構文が短い

一番未来がある。

ラムダ式やStreamAPIの理解が必要

Java8以降でないと使えない。

総合的に見ると、現時点では、バランスのいい「拡張for文」が一番優れているのではないでしょうか。実際に開発現場で一番よく見かけます。

次点で、「ラムダ式、StreamAPI」を使った取り出し方だと思います。今後は、どんどんStreamAPIが使える前提のAPIが増えていくでしょうし、文もシンプルに書けるので今後の主流になっていきそうな気がします。

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  • 2018 05.09
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エンジニア歴10年で過去に業務系、Webデザイン、インフラ系なども経験あります。現在はWeb系でフロントエンド開発中心です。

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