JSON(String)をハッシュに変換する。
構文
RubyのJSON文字列(String)をハッシュ形式に変換するメソッドです。
1 |
JSON.parse(JSON文字列, オプション) |
JSON文字列
RubyではString型になるかと思います。
オプション
オプション名 | 説明 |
---|---|
max_nesting | JSON文字列のネストの深さ、デフォルトは19 |
symbolize_names | 変換したハッシュのキーをシンボルにします。(true/false) |
ハッシュをJSON(String)に変換する。
逆にハッシュをJSONにしたい場合は簡単です。ハッシュクラスのto_jsonメソッドを使うだけで実現できます。
1 |
ハッシュ.to_json |
ファイル、ディレクトリ操作
Fileクラス
組み込みライブラリでrequireなしで動く
ファイルの作成
1 2 3 4 |
File.new("test.txt","w") file.puts('1行目') file.puts('2行目') file.closeか |
書き込みモード
オプション | 説明 |
w | 既存ファイルがある場合はファイルの中身を空にする。 |
w+ | 既存ファイルの中身は空にする。 |
Dirクラス
組み込みライブラリでrequireなしで動く
FileUtilsモジュール
基本的なファイル操作を集めたモジュール(Unix、LinuxコマンドをRubyから呼び出せるようにするモジュールです。)
1 2 |
require 'Fileutils' FileUtils.touch("test") |
ファイルを作成するtouchコマンドを実行する場合は上記のような記述方法になります。
Pathnameクラス
パス名をオブジェクト指向らしく扱うクラス
ファイル入出力
上記で紹介したJSONクラス以外にもCSV、YAMLなどのクラスも存在します。
CSV
CSVやTSV(タブ区切り)のファイルを読むこむ場合に使えるクラスです。
1 2 3 4 5 6 |
require 'csv' CSV.foreach('csvのパス名') do |aaa| # aaaはArrayクラス puts "[#{aaa[0]}] #{aaa[1]}" end |
上記は、既存のCSVファイルを読み取って値を取り出して出力させるサンプルになります。
1 2 3 4 5 6 7 |
require 'csv' CSV.parse('aaa,bbb,ccc') do |gyo| puts gyo[0] # => 'aaa' puts gyo[1] # => 'bbb' puts gyo[2] # => 'ccc' end |
ファイルじゃなくてもcsvにparseすれば取り出すことは可能です。
YAML
YAML形式のファイルを扱う場合に使えるクラスです。
この記事へのコメントはありません。