プログラミングマガジン

プログラミングを中心にIT技術をできるだけわかりやすくまとめます。

  • ホーム
  • Ruby on Rails
  • 【Rspec】itのマッチャの種類(カスタムマッチャ、aggregate_failures…
 
 
     
  • サーバー言語  
    • Python
    • Ruby
    • PHP
    • SQL
  •  
  • インフラ  
       
    • AWS
    •  
    • 基本
    • Git
  • Web
       
    • Web開発
    • JavaScript
    • Vue.js
    • React
  •  
  • 設計  
       
    • 実装設計
    • DB設計
  • 問い合わせ
  

【Rspec】itのマッチャの種類(カスタムマッチャ、aggregate_failuresなども)

12.01

  • miyabisan2
  • コメントを書く

この記事は2分で読めます

System Specの場合

have_selector

CSSセレクタ内に特定の要素を含んでいるか検査します。

例

下記の例だと.navというクラスにタスクという文字列をテキストに含むものがあるかどうかチェックをします。

1
expect(page).to have_selector '.nav' text: 'タスク'

have_content

ページ内に特定のコンテンツがあるかどうかチェックします。

have_no_content

ページ内に特定のコンテンツがないかどうかチェックします。

Model Specの場合

eq

rspec-expectationsが提供するマッチャでメソッドの結果が指定した値と等しいかチェックします。かなり使用頻度が高いマッチャになります。

例

1
expect(user.age).to eq 3

be_valid

rspec-railsが提供するマッチャでモデルが有効な状態であるかを判定する。

include

文字列が含まれるかチェックする。

be_empty

返却された配列かコレクションが空かどうかチェックする。

be_late

Rspecに定義されているマッチャではないですが、例えば下記のようにアプリケーションのモデル内に「late」または「late?」という名前のついた真偽値を返すメソッドがあればこのマッチャを使えば呼び出してテストコードの判定に使うことができます。

1
2
3
4
5
class モデルクラス名 < ApplicationRecord
  def late?
    属性の比較処理
  end
end

Controller Specの場合

ステータスチェック系

下記のようにHTTPステータスをチェックするマッチャは複数用意されています。どちらを使うかはHTTPクライアントに返すレスポンスの複雑さによって決めると良いでしょう。色々な種類があります。

respond_with(:success):shoulda-matchersのインストールが必要

実務ではこれを使っていることも多いです。

have_http_status "ステータスコード(例:302等)"

HTTPステータスコードが一致しているかテストします。

be_success

レスポンスステータスが成功(200)かそれ以外(500等)かをチェックします。

render_template

指定したテンプレートがレンダリングされているかテストできます。「rails-controller-testing」というGemをインストールすることで利用可能になります。

be_a_new

新しいオブジェクトが設定されているかチェックできます。

change

DBにデータ件数が1件増えていることをテストできます。

redirect_to "リダイレクトを期待するURL"

指定したURLにリダイレクトされているかチェックします。

include

配列に特定の文字列が含まれるかチェックすることができます。(flashメッセージのチェックとかに使えます。)

カスタムマッチャとは?

Rspecのマッチャは自作することが可能です。

作成方法

下記のディレクトリを作成します。

1
spec/support/matchers/カスタムマッチャ名.rb

内容

1
RSpec::Matchers.define :呼び出す名前 マッチャの内容

aggregate_failuresとは?

一つのexpectが失敗した際に通常であれば次のitに移動してしまいますが、aggregate_failuresを使うことによって仮に失敗したとしても次のexpectを実行してくれるようになります。

記述方法

下記のように「aggregate_failures」という構文でくるむようにします。

1
2
3
4
5
6
7
8
# 正常にレスポンスを返すこと
it "responds successfully" do
   get :index
   aggregate_failures do
      expect(response).to be_success ★ここで失敗する。
      expect(response).to have_http_status "200"  ★本来はこの行は実行されないが実行される。
   end
end

注意点

aggregate_failuresは失敗するexpectに対してだけ働くものであり一般的なエラーには働かないので注意です。

スポンサーリンク
  • 2019 12.01
  • miyabisan2
  • コメントを書く
  • Rspec, Ruby, Ruby on Rails
  • Tweets Twitter
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

関連記事

  1. 2018 06.19

    【Ruby on Rails】の「O/Rマッパー」である「ActiveRecord(アクティブレコード)」、Scaffoldingで雛形アプリ作成まで

  2. 2020 11.22

    【Ruby on Rails】「確認画面」の実装

  3. 2019 11.16

    【Ruby】メソッド、yield、Procオブジェクトに関する知識

  4. 2019 12.30

    【Rspec】「Controller Spec(コントローラスペック)」の基本

  5. 2019 11.27

    【Ruby on Rails】テンプレートエンジンの種類(ERB,Haml,Slim)

  6. 2019 12.02

    【Ruby on Rails】エラー処理の概要

  • コメント ( 0 )
  • トラックバック ( 0 )
  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

返信をキャンセルする。

【Rspec】テストコードの処理の共通化(before…

【Ruby on Rails】URLの指定方法について…

RETURN TOP

著者プロフィール

エンジニア歴10年で過去に業務系、Webデザイン、インフラ系なども経験あります。現在はWeb系でフロントエンド開発中心です。

詳細なプロフィールはこちら

スポンサーリンク

カテゴリー

  • Android
  • AngularJS
  • API
  • AWS
  • C++
  • CSS
  • C言語
  • DDD
  • DevOps
  • Django
  • Docker
  • Figma
  • Git
  • GitLab
  • GraphQL
  • gRPC
  • Hasura
  • Java
  • JavaScript
  • Kubernetes
  • Laravel
  • linux
  • MySQL
  • Next.js
  • nginx
  • Node.js
  • NoSQL
  • Nuxt.js
  • Oracle
  • PHP
  • Python
  • React
  • Redux
  • Rspec
  • Ruby
  • Ruby on Rails
  • Sass
  • Spring Framework
  • SQL
  • TypeScript
  • Unity
  • Vue.js
  • Webサービス開発
  • Webデザイン
  • Web技術
  • インフラ
  • オブジェクト指向
  • システム開発
  • セキュリティ
  • その他
  • データベース
  • デザインパターン
  • テスト
  • ネットワーク
  • プログラミング全般
  • マイクロサービス
  • マイクロソフト系技術
  • マルチメディア
  • リファクタリング
  • 副業
  • 未分類
  • 業務知識
  • 生成AI
  • 設計
  • 関数型言語
RETURN TOP

Copyright ©  プログラミングマガジン | プライバシーポリシー