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【Java】JDBCをWebアプリで使う場合で考慮すること(データソースなど)

04.22

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この記事は2分で読めます

通常のJavaアプリと違い、Webアプリでは、JDBCで考慮する点が異なりますので、まとめておきます。

DBとのコネクションについて

DBとのコネクション(接続)は、通常のアプリでは、クライアントで保持したままになりますが、Webアプリでは、リクエストごとに接続しなおします。

なぜ、そうなっているのか?

同時接続数が多いため。

なぜ、リクエストごとに接続しなおすかというと、Webアプリの場合は、コネクションの数が有限だからです。

特に、Webアプリの場合は、規模にもよりますが、20も30もリクエストが「同時に」あることが当たり前ですから、すぐにコネクションが枯渇してしまいます。

HTTPは、ステートレスで状態を保持しないため。

HTTPでは、基本的に状態は保持しませんので、DBの接続状態に関しても同様に保持しません。セッションで、クライアントの接続状態を保持する仕組みがありますが、DBに関してまで決め細やかに、保持する仕組みはありません。

対策として、アプリケーションサーバ(Tomcat等)ーのコネクションプールを使う。

基本的にこうしたコネクションで、メモリ枯渇のためにWebアプリのパフォーマンスが悪くなることの対策のためにTomcat等のアプリケーションサーバーには、「コネクションプール」という仕組みがあります。

それなりの規模のWebアプリを開発する場合は、必ず導入するようにしましょう!

Tomcatのデータソース

Tomcat等で機能を提供する技術を「データソース」と呼んでいます。

「データソース」の中で、代表的な機能をいくつかご紹介します。

データソースのメリット

パフォーマンスやポータビリティが高い点。(小規模だとあまり実感はできない)

コネクションプール

DB接続の際に、リクエストごとに、コネクションを取得して、解放するというのは、コストがかかりますが、それを解決するための仕組みです。

いちいち、リクエストごとに新規でコネクションを接続しに行くのではなく、あらかじめ、コネクションをいくつかTomcat内で、プールしておき、その中から割り当てます。

コネクションを使い終わったら、プールに返します。

JNDI

JNDIとは、「Java Naming and Directory Interface」の略で、ネーミングサービス及び、ディレクトリサービスを提供します。

ネーミングサービス

Webアプリ内で、セッションに名前として値を登録しましたが、それをアプリケーションサーバーで登録しておき、使えるようにします。

ルックアップ

ネーミングサービスで、アプリケーションサーバーに登録されたオブジェクトを、検索して取り出すことです。lookup()というメソッドがあり、よく使われます。

ディレクトリサービス

「ネーミングサービス」と似ていますが、「ネーミングサービス」に比べて、構造が階層構造になっています。

ResultSetは別オブジェクトにつめなおすこと。

サーブレットで、DB検索して、ResultSetにデータを取得して、JSPで表示するというプログラムの場合の話です。

ResultSetは、コネクションを閉じると、同時に閉じられてしまいますので、サーブレットの処理が終わると、ResultSetをそのままJSPで使うことはできません。

なので、通常の場合は、ResultSetを一旦、JavaBeansのリストに詰め込んで、リクエストに入れて、JSPで取り出すという形になります。

O/Rマッパーを取り入れよう。

そもそも、SQL自体をちまちまJavaのプログラムで書いたり、JavaBeansに詰め替えたりするのは面倒じゃないですかね。相当高度なSQLを使うということでない限りは、O/Rマッパーを使った方が、いい場合が多いです。Webアプリの技術選定する際は、「O/Rマッパーの導入」も候補に入れましょう!

O/Rマッパーについては、下記の記事でも解説しています。

O/Rマッパーとは?

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著者プロフィール

エンジニア歴10年で過去に業務系、Webデザイン、インフラ系なども経験あります。現在はWeb系でフロントエンド開発中心です。

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