Mattermostとは?
Mattermost Inc.が開発しているチャットツールです。Slackに追従することを目的としています。チームを用意してユーザーはその中に属することになります。各チーム内ではチャンネルと呼ばれるトピックの部屋を用意してパブリックな話題からプライベートな話題まで議論することが可能です。
特徴
- オープンソース
- オンプレミスでも動作可能でありSlack等のSaaS形態に比べるとセキュリティ面が安心
- Slackとも互換性がありデータをインポート可能
- GitLabと連携が可能(SSO、通知)
導入方法
二つのパターンがあるようです。
GitLab Mattermostの利用(GitLabと同じサーバーにインストールする)
Ommibusパッケージに含まれるMattermostをインストールします。この方法ならGitLabとのSSO連携の設定も自動で行われます。Mattermostには負荷がかかります。
MattermostのをGitLabと別サーバーにインストールしてSSO連携を行う。
この方法ならSSO連携は手動で行います。GitLabと同じサーバーにインストールする場合に比べてMattermostに負荷がかからないです。
チーム
SSO経由でログインすると作成が求められます。
チャンネル
チャンネルのタイプは下記3種類に分かれます。
- パブリック
- プライベート
- ダイレクトメッセージ
パブリック
チーム全員に公開されます。新規チームメンバーはデフォルト設定で「Town Square」と「Off-Topic」の2つのパブリックチャンネルに追加されます。
プライベート
機密性のあるチャンネルで特定のチームメンバーのみと共有する場合に使います。自分自身はいつでも退出可能ですが、他のメンバーを退出させる場合はチャンネルの所有者かチーム管理者である必要があります。
ダイレクトメッセージ & グループメッセージ
個別の会話を行うための仕組みです。グループメッセージは3人以上のメンバーで会話を行うことが可能です。
メッセージの送信
Markdown記法を利用することが可能です。
メンション
@ユーザー名
特定ユーザーに対して通知を行うことが可能です。
@channel
チャンネルに所属するユーザー全員に通知
@here
チームの現在アクティブユーザーに通知
イベント通知
Webhook
イベント発生時に指定したURLに対してPOSTリクエストを送信することが可能です。
この記事へのコメントはありません。