アカウントの種類
個人アカウント
全てのユーザーがサインインする。リポジトリ、パッケージ、プロジェクトなどのリソースを所有。
Organizationアカウント
複数の個人アカウントが所有する。ユーザー管理、権限管理なども担う。
Enterpriseアカウント
複数のOrganizationアカウントが所属する。GitHub Enterpriseプランへ加入すると使える。
料金プラン
GitHub Free
無料プラン。大半の個人アカウントはこれ。Organizationも使える。ただ機能制限がある。
GitHub Pro
個人アカウント向けの有料プラン。機能制限を撤廃できる。
GitHub Team
Organizationアカウント向けの有料プラン。企業では無料プランでは不便なためよくこれが使われる。
GitHub Enterprise
最上位の有料プラン。Enterpriseアカウントが使えるようになり、シングルサインオンなどが開放される。Gitで管理するコードのホスティング先も選択できる。
GitHub Enterprise Cloud
GitHubがコードをホスティングする。
Github Enterprise Server
自分でコードをホスティングする。
リポジトリの種類
パブリックリポジトリ
ネット上に公開。無料プランでもほぼ機能制限がないのが特徴。以下のようにリポジトリ名の横に「Public」と記載がある。

プライベートリポジトリ
Organizationアカウント配下のプライベートリポジトリはOrganizationに所属している人だけがアクセスできる。
インターナルリポジトリ
Enterpriseアカウントないの複数のOrganizationで共有できるリポジトリです。プライベートリポジトリの亜種。
リポジトリの基本ボタン
Code
該当リポジトリのmasterブランチの最新のソースコードが表示されます。
ソースコードの最終更新日はチェックするようにしましょう。最終更新日が一年以上前になっている場合はメンテナンスが止まっている可能性が高いのでOSSの選定からは外した方が無難かもしれません。
Raw
ソースコードがブラウザにそのまま表示されます。ソースをコピペしたいときとかに押します。
Blame
責任者という意味です。行単位で誰がいつ変更したのかがわかります。
History
このファイルのコミットの履歴を確認できます。
issues
ソフトウェアのバグを見つけた場合や問い合わせ等を行いたい場合に使う機能です。issue上で開発者同士が議論することも可能です。
また、逆に言えばOSSの選定をする際にどれくらい未解決のissuesが溜まっているかは重要な選定指標になるでしょう。
Pull requests
プルリクエストすることができる機能です。
Projects
運用のためのツールです。スプリントなどをかんばん方式などでタスクを管理できます。(最近だとJiraと似たような昨日のイメージです。)
無料で使えます。
Wiki
チーム内に情報共有としてメモをすることができます。
Insights
分析情報を簡単なグラフ化して可視化できます。
GitHubリポジトリの右上のボタン
Watch
このボタンを押すとリポジトリの更新情報がアクティビティ(活動)として通知されるようになります。(アクティビティはGitHubのトップページにてNotificationsのページで確認できます。)
Star
Starの数がそのリポジトリの注目度の高さを示しています。この数が多いリポジトリはGitHubのトレンドリポジトリのランキングに載るようになります。Starの数が多いほど歴史のあるソフトウェアである可能性が高いのでOSS選定においては非常に重要な指標です。
気になるボタンがあれば押してみましょう。
READMEファイル
GitHubで公開されている多くのリポジトリに存在します。逆に言えば自分のリポジトリを世の中に公開する場合はREADMEファイルを作成するようにしましょう。なお、READMEはMarkdown形式で記述されています。
下記の内容が記述されていることが多いです。
- インストール方法
- 設定方法
- ライセンス
- リポジトリに関わる情報
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