映像データの種類
MPEG1
MPEG2よりは画質が下がるが、容量を抑えることが可能です。
ハードディスクの空きがない場合はこちらの形式を選択しましょう。
ビットレートは1.15Mbps固定になっています。
MPEG2
現在、最も高画質に録画をすることができる形式です。
一定のMPEG2形式であれば、再エンコードすることなく、そのままDVDに焼くことができます。
ビットレートは、10Mbps程度になっています。(容量を食いたくない場合は、6Mbps~8Mbpsにもしたりするようですが。。)
フレームレートとは?
映像ファイルを1秒間に何枚の画像を使っているかの指標のことです。
単位は、fps(flame per second)になります。
テレビであれば「30fps」、DVDであれば「60fps」、アニメや映画であれば「24fps」になります。
なので、テレビ映像とかをDVDに収録する場合は、「インターレース60fps」に変換しており、映像を見るとギザギザ入りになってしまいます。なので、「インターレース解除」という作業をして補正するのが一般的です。
フレームとは?
静止画像一枚(1コマ)のことです。
ビット・レートとは?
処理するデータを1秒間にどれくらいのbit数にするかの数値になります。
ビットレートが高ければ高いほど画質は上がります。
なお、一度ビットレートを下げてしまうと、二度と高画質データに戻すことができないので注意が必要です。
「MPEG2」のビットレートはどれくらい?
現在、最も高画質であるMPEG2のビットレートとしては、10Mbpsになります。
これは1秒間に「1.3MByte」のデータを扱うということを示し、1時間に換算したら4.5GBもの容量になってきてしまうので、高画質な形式であっても少し抑えて6Mbps~8Mbpsあたりで録画をするのが一般的のようです。
画質にこだわらないのであれば、2Mbpsくらいに落としても問題ないようです。それでも、以前流行っていたVHSのビデオデータと同じくらいの画質を保つことは可能のようです。
CBR,VBR
CBR(Constant Bit Rate)
「固定ビットレート」のことです。
動画ファイルを一定のビットレートでエンコードする方法になります。
動きや変化があまりない画面では綺麗な画質になりますが、動きや変化が激しい画面になると画質の劣化が目立ちます。
VBR(Variable Bit Rate)
「可変ビットレート」のことです。
動画ファイルの各場面ごとにビットレートを変化させてエンコードを行わせることができ、効率的に画質の上げ下げをすることができます。
MPEG録画をする場合は「最高ビットレート」、「最低ビットレート」、「平均ビットレート」等を指定します。
ただ、ソフトの性能によってどの画面で画質を向上させたり、劣化させたりするかはソフト次第になるマイナス面もあります。
ストリーミング再生とは?
インターネットに接続した状態で映像、音声データを再生する方式です。youtubeやAmazon musicなどはストリーミングが基本になります。端末にデータが保存されないので都度オンラインでサーバーにアクセスして再生します。
メリット
- インターネット環境があればスムーズに動画や音楽を再生することができる。
- ダウンロードと違って端末のストレージ容量を食うことがない。
デメリット
- インターネットに接続していなければ再生することができない。
- 視聴中も通信環境が不安定な場合は、音や映像が途絶えたりする。
- wi-fi環境であれば、動画データは通信量を食うのであっという間に容量制限に引っかかる。
- シーク(再生位置指定)に時間がかかる。
ストリーミングの種類
ストリーミングには以下二つの配信の種類があります。
オンデマンド配信
あらかじめサーバーに用意されたファイルにアクセスし、データをダウンロードしながら視聴できるもの。配信中に一時停止や巻き戻し、早送りができます。(例:youtube)
ライブ配信
リアルタイムでデータが作成されるため、当然、視聴者は巻き戻しなどの操作はできないです。ただ、アーカイブ配信などでライブ配信データが残る場合がある。
ダウンロード再生
ストリーミング再生とよく対比されるのがダウンロード再生です。
メリット
- オフラインでも視聴ができる。
- シーク(再生位置指定)に時間がかからない。
デメリット
- ストリーミング再生のようにリアルタイム再生ができません。
- ストレージ容量を食います。
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