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【メール設計】「SES」と「SendGrid」の比較

11.23

  • miyabisan2
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コスト

SES

コストは基本こちらの方が安いが、自分でしなければならないこと(インフラ構築、設定)が増える。

  • 送信は1000通ごとに 0.10USD(10000通 1USD(約130円))
  • 添付ファイル1GBにつき0.12USD
  • 受信は最初の1,000件までは0USD、それ以降1,000件ごとに0.10USD

SendGrid

多少コストがかかってもこちらを選ぶ選択肢はある。インフラ構築などは不要。多少の設定だけは必要になる。

  • 100000通3000円(Essentials(100k)プランの場合)

なお、様々なプランがありfreeプランもあります。(ただ、freeの場合は12,000通しか送れない。)

freeプランを一度使ってみてよさそうであれば有料プランに移行するのも良いかと思います。

バウンスへの考え方

SES

「ハードバウンスレートを5%未満」、「苦情率0.1%未満」が推奨されている。もし、それが守れない場合はアカウントを審査中にするか、アカウントのメール送信機能を一時的に停止にされてしまう。

SendGrid

明示的に指標があるわけではないが、レピュテーションの低下につながるのでアカウント停止の危険性が増す。

学習コスト

基本、SESもSendGridもどちらもネット上に情報は豊富で設計や実装において細っることはないでしょう。もし、それ以外のサービス(Mailgun)などを選定対象として候補に挙げるのであれば変わってくる部分にはなるかもしれません。

SES

かなり情報量が多いです。

SendGrid

かなり情報量が多いです。SESよりも多いかもしれません。

Suppression List

SES

  • リージョン内のユーザー全てに共有される。
  • リスト掲載されたユーザーは2週間残る。
  • 一度バウンスすると他のユーザーからも送信不可能にするので携帯キャリアへの配信と相性が悪い。

SendGrid

メール配信後の統計

SES

CloudWatchログで見れる。

SendGrid

一括送信

SendGrid

1リクエストで大量に送信する仕組みがある。

送信元IPアドレス

SES

共有IPも固定IPも使い分けることが可能。独自IPは使える。

SendGrid

共有IPも固定IPも使い分けることが可能。独自IPは使えない。

マーケティング活用

SES

配信、開封やクリック、バウンス、苦情などのトラッキングは用意されている。

SendGrid

開封やクリックなどのトラッキングなども全てデフォルトで用意されている。他システムとのAPI連携機能なども充実している。

サポート体制

SES

無料ではほとんど期待できない。

SendGrid

電話でのサポートはなし。メールでのサポートは対応(平日9:00〜17:00)

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  • 2021 11.23
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著者プロフィール

エンジニア歴10年で過去に業務系、Webデザイン、インフラ系なども経験あります。現在はWeb系でフロントエンド開発中心です。

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