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【JavaScript】for文、繰り返し文、配列系メソッドの使い分け

05.01

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この記事は2分で読めます

for(;;)

  • 昔からあるループ文
  • eslintにも怒られない。
  • breakやcontinueも使える。

filter

特徴

breakが使えないので場合によっては計算量が増える。

find

特徴

map

特徴

breakが使えないので場合によっては計算量が増える。

reduce

特徴

breakが使えないので場合によっては計算量が増える。

forEach

特徴

  • forEachの引数はコールバック関数であり必ず配列の全要素に対してコールバック関数が呼び出されます。
  • forEachの引数はコールバック関数なので、forやfor in、for ofのようにbreakやcontinueはできない。(continueの代用としてはreturnを使えます。breakの代用はないので計算量が増える。)

用途

filter、find、map、reduceでどうにもならない場合に使う。

理由は以下の2点

  • filterやfindの方がコードの意図が伝わりやすいため。
  • コードが短くなるため。

forEachが妥当なケース

forEachで回している配列自身に対してのみ作用させるケース。

for キー in オブジェクト

オブジェクトのループの場合に使います。

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const obj = { key1: 'val1', key2: 'val2', key3: 'val3' };
 
for (let key in obj) {
  console.log(key + ' ' + obj[key]);
}

一応、配列のループにも使用できますが、値を取得するにはいちいち「obj[key]」などと指定しなければならないので配列の使用には不向きです。

また、オブジェクトを回す場合にもプロトタイプ(__proto__)まで取得できてしまいますので基本は使わない方が良いです。

for of とObject.keysを組み合わせてループさせるようにしましょう。

for/ofループ(ECMA2015より)

Airbnb の「JavaScript Style Guide」では使わないように警告が出ます。

babelで変換後のコードは「regenerator-runtime」が必要になりコード量が膨大になるのでできるだけmapやforEachなどの目的にあった構文を使うことが推奨されている。

for/ofループを使用する事でイテレーターを保持している変数からキーと値を順番に取り出す事が可能になります。イテレーターについては下記の記事をご確認ください。

【JavaScript】「シンボル」、「イテレーター」、「ジェネレータ」について

「バリュー」のみ扱う。

ECMA2015より配列の中の値の列挙が可能になりました。普通に配列の変数のみ指定するとバリューのみを取得する事が可能です。

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let array = [10, 20, 30];
for (num of array) {
  console.log(num); //10,20,30
}

ループの「キー」や「インデックス」を取得する。

keysメソッドを合わせて使う事でループのインデックス数を合わせて取得する事ができます。

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let array = [10, 20, 30];
for (num of array.keys()) {
  console.log(num); //0,1,2
}

「キー」と「バリュー」のどちらも取得する。

entriesメソッドを使うとループのキーとインデックスどちらも取得する事が可能になります。

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let array = [10, 20, 30];
for (num of array.entries()) {
  console.log(num); //[0,10]、[0,20]、[0,30]
}

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  • 2021 05.01
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