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【Ruby on Rails】「Capistrano」について

11.11

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この記事は3分で読めます

Capistranoとは?

デプロイ自動化ツール、複雑なデプロイをコマンド一つで自動化することができる。

メリット

  • コマンド一つでアプリの更新に対応してくれるのでデプロイが非常に楽になる。
  • 作業ミスのリスクが減る。

インストール

Gemへの記述

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group :development, :test do
gem 'capistrano'
gem 'capistrano-bundler'
gem 'capistrano-rails'
gem 'capistrano-rbenv'
end

capistrano-rails

デプロイする際のbundle install等のために必要

capistrano-rbenv

rbenvでRubyをインストールしている場合に必要

インストール

1
bundle exec cap install

プロジェクト階層

階層 説明
root
├Capfile Capistrano全体の設定ファイル、Capistranoのプラグインをrequireしていく。
├config
  ├deploy
    ├production.rb デプロイ環境別の設定
    └staging.rb デプロイ環境別の設定
  └deploy.rb prodction環境、staging環境どちらにも当てはまる設定を記述する。デプロイの流れをまとめたもの。これを「デプロイレシピ」と呼ぶみたいです。
└lib
  └capistrano
      └tasks

root/config/deploy/production.rb or staging.rb

  • サーバーホスト名
  • AWSサーバーへのログインユーザー名
  • サーバーロール
  • SSH設定
  • その他、そのサーバに紐づく任意の設定

root/config/deploy.rb

  • アプリケーション名
  • gitレポジトリ
  • 利用するSCM
  • タスク
  • それぞれのタスクで実行するコマンド

releasesフォルダ

デプロイされたアプリはここにまとめられる。

デプロイ

下記コマンドを実行します。デプロイしたものを再度デプロイし直したい場合も同様のコマンドで実行可能です。

1
bundle exec cap production deploy

デプロイレシピ

set [オプションとなるシンボル]  [値]

Capistranoのオプションの設定に使う。

オプション名 説明
application アプリ名
deploy_to デプロイ先のパス
rbenv_type
rbenvの設定
rbenv_ruby
Rubyのバージョン
keep_releases
リリースフォルダをいくつまで保持するか。
keep_assets
過去のリリースで作られたassetsのフォルダ数を何世代残すのかの設定
branch ブランチの設定がしたい場合に使用する。
log_level
Capistranoの出力ログの制御
pty sudoを使用する場合はtrueにする。
logrotate_app_log_rotation
Rails関連のログの保存数
slack_url
slack通知先のURL
slack_channel
slack通知先のチャンネル
sidekiq_config
sidekiqの設定
whenever_roles
wheneverの設定、capistranoのcronのロール設定ができる。
environment_variables_file
crontab等でrailsを起動する際に必要となる環境変数を格納しているファイル

append

append :linked_files

「gitに格納されていない」 or 「gitのものを使いたくない(本番環境特有のもの)」ファイルを指定します。

1
append :linked_files, 'config/database.yml','config/secrets.yml', 'config/puma.rb','config/master.key'

append :linked_dirs

gitに格納されていないログ、UNIXソケットやpidなどが格納されるフォルダを指定

1
append :linked_dirs, 'log', 'tmp/pids', 'tmp/cache', 'tmp/sockets'

namespace

Capistrano2.x以降は全てのタスクがネームスペース化されている。

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namespace :ネームスペース名 do
  task :タスク1 do
  end
 
  task :タスク2 do
  end
end

task

実際に処理を記載したもの。

invoke

タスクを設定するコマンド。namespaceが必須。

execute

サーバー上で特定のコマンドを実行する。
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  • 2020 11.11
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エンジニア歴10年で過去に業務系、Webデザイン、インフラ系なども経験あります。現在はWeb系でフロントエンド開発中心です。

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