ドメインのメリット
IPアドレスで記述されている場合に比べてサイトURLが覚えやすくなります。
ドメインの構造
www.example.co.jpの場合
www
第4レベルドメイン
example
第3レベルドメイン
co
第2レベルドメイン
jp
トップレベルドメイン
ドメインの管理者
ICANN
ドメイン全体を統括しています。トップレベルドメインの管理機関(レジストリ)を任命しています。
レジストリ
トップレベルドメインを管理しています。レジストラに対してドメインを卸しています。
代表的な機関
- JPRS(jp)
- Verisign:ベルサイン(com、ne)
- Public Interest Registry(org)
レジストラ
ドメインの登録事業者です。その他にも、一般消費者にドメインを販売したりリセラに卸したりしています。
代表的な企業
- お名前.com
- ゴンベエドメイン
リセラ
ドメインの再販事業者です。一般消費者にドメインを販売しています。
代表的な企業
- Yahooドメイン
- ムームードメイン
- VALUE-DOMAIN
ドメイン選びのポイント
価格
1年目の価格はもちろんですが、2年目以降の価格も重要です。1年目はキャンペーンで安いが、2年目以降は価格が上がるというケースも多いです。
設定反映のスムーズさ
設定反映がスムーズかどうかが重要です。設定反映に数日かかる業者もあれば数時間でやってくれる業者もあり様々です。
オプション
無料オプション等も含めてチェックします。
特筆した理由がなければレジストラを選ぶ
レジストリの場合は、間に仲介業者が入っているので倒産リスクは少し高まります。特に理由がないのであればレジストラを選ぶようにしましょう。
代表的なレジストラ
お名前.com
- 国内最大のレジストラ
- 580種類以上ドメインがある。
- 2000件以上の登録実績がある。
- 迷ったらここを選ぶ。
お名前.comでのドメインの購入
ドメインの購入の際には様々な用語が出てきますので購入する前に用語を理解しておきましょう。
Whois情報
ドメインの連絡先の情報(名前、住所等)のことです。何かあった時に持ち主に連絡するために正確に情報しなければならないことになっています。何かとは例えば、企業の商標が使われていた場合に企業同士で連絡を取り合うということがWhois情報を使用すれば可能になります。Whois情報はレジストリの方に連絡が行きます。なお、嘘の情報を登録してしまうとドメイン登録が消される場合があるので気をつけましょう。
Whois情報公開代行
ただ、普通はインターネット上に自分の住所を公開してしまうのは多くの人が気が引けるでしょう。なので、Whois情報公開代行という機能がありお名前.com等のレジストラサービスが代わりのWhois情報の公開をしてくれます。なお、お名前.comであればデフォルトでそうなっているのでプライバシーに関しては気にしなくても大丈夫です。
Whois情報公開代行メールオプション
代行してもらっているメールアドレスにメールが来た場合は自分の設定したメールアドレスにメールを転送してもらえます。
ドメインの自動更新
デフォルトでドメインの自動更新はONになってしまっています。なので1年ごとに自動で更新されて課金されてしまいます。基本的には勉強用であればもちろんですが、ビジネス用だとしても自動更新はオフにしておいた方が良いです。特定の誰かのクレジットカードで登録をしている場合はその人が転職等でいなくなってしまった場合にも対応が可能です。自動更新をオフにしておくことで毎年必ず登録者のメールアドレスに連絡が来るので必ず忘れずに更新が可能になります。
登録されるネームサーバー
購入したドメインはお名前.comが保持しているネームサーバーが登録されます。もしAWSのRoute53等のネームサーバーに登録したい場合は付け替える必要があります。なお、設定反映には24時間〜72時間程度時間がかかるので設定反映が完了するまでは他の作業をして待ちましょう。
設定反映の確認
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dig ドメイン名 ns +short |
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