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【SQL】2つのテーブル間で値が一致するデータのみ抽出する。(INとEXISTS)

06.21

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テストデータ

USER_MASTER

USER_ID DEPT_NO USER_NAME
0021 1002 小泉 純子
0022 1003 小泉 三郎
0023 1004 小泉 花子
0020 1001 小泉 純一

AUTHORIZATION

USER_ID LOGIN_ID PASSWD
0021 10002 234567
0020 10001 1234567

SQL

INを使う。

1
2
SELECT * FROM USER_MASTER
WHERE USER_ID IN (SELECT USER_ID FROM AUTHORIZATION )

まずは、IN句内のSQLが実行されて、USER_IDが取得されます。その結果をもとにIN句外の条件として使われます。

EXISTSを使う。

1
2
SELECT * FROM USER_MASTER A
WHERE EXISTS (SELECT * FROM AUTHORIZATION B WHERE A.USER_ID = B.USER_ID )

特徴

「相関サブクエリ」を使っているのに、パフォーマンスはかなり高いです。

実行結果

どちらも同じ結果になる。

USER_ID DEPT_NO USER_NAME
20 1001 小泉 純一
21 1002 小泉 純子

動作の違い

INは主問い合わせのWHERE句の前、EXISTSは後で処理される。基本的にSQLは早い段階で多くのデータを削ぎ落とした方が良いです。

INとEXISTSどちらを使えば良いか?

結論としては、主テーブルと従テーブルのどちらがによって使い分けることが必要です。

上記のサンプルで言えば、INは従テーブル(AUTHORIZATION)の方がインデックスがより効く場合はINを使い、主テーブル(USER_MASTER)へ先にSELECTした方がインデックスが高いパフォーマンスを発揮できる状況であればEXISTSを使うという感じです。(どちらの方がインデックスがより効くかはレコードの選択性によって変わってきます。)

主テーブル(USER_MASTER)の方が従テーブル(AUTHORIZATION)よりもデータ量が多い(USER_MASTERが5件、AUTHORIZATIONが2件)ので、EXISTSを使った方がより適した選択になります。

結論としては、どちらが優れているかではなく使い分けることができるようINやEXITS、インデックスについてしっかり理解することが重要になります。

詳しくはJOINとの違いも含めて下記の記事で解説しています。

【SQL】INとEXISTS、JOINの違い

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  • 2018 06.21
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エンジニア歴10年で過去に業務系、Webデザイン、インフラ系なども経験あります。現在はWeb系でフロントエンド開発中心です。

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