SEOにおいて重要なURL設計のポイントとしては下記です。
- ディレクトリ階層
- リンク階層
- 英単語
ディレクトリ階層
下記のようにTOPページから枝分かれする階層の方が良いです。
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第一階層 - /学校/ 第二階層 - /学校/小学校 第三階層 - /学校/小学校/世田谷小学校/ |
検索エンジンがクロールしやすくなります。
リンク階層
トップページからリンク数が多ければ重要なページとみなします。TOPページは一番評価が高くなりますし、階層が深かったとしても、TOPページからたくさんリンクされているようなページの場合は検索エンジンは重要なページとみなします。
英単語
URLのパスには数字よりも英単語を使う方が良いです。
サイトを改修した場合
リダイレクトを使う。
URL設計を見直した場合は、リダイレクトを使用すると元のサイトの評価は下がりません。
パラメータ有無について
「http://xxx.com/list?free=test」のようにパラメータをつけるURLのことを動的URLと呼びますが、「http://xxx.com/list.html」のような静的URLに比べてSEO上の優劣はほとんどないと言われています。ただ、以下の点は注意です。
重複コンテンツ
パラメータを入れたのにコンテンツを変更しないパラメータとかの場合は重複コンテンツと見做されてしまう可能性があります。その場合はcanonical設定等でコンテンツの正規化を行うようにしましょう。
パラメータ数は少なくする。
パラメータが多いと長すぎるURLになってしまう可能性がありますし、重複コンテンツのリスクも増えます。
サイトマップとは?
サイト全体のページ構成を地図のように一覧で記載しているページのことです。ユーザーはもちろん検索エンジンにもサイト情報をわかりやすく伝えることができる効果があります。
サイトマップの形式の種類
- HTMLサイトマップ
- XMLサイトマップ
HTMLサイトマップ
HTMLで記載されているサイトマップでユーザーが利用します。もちろん、検索エンジンも使います。
XMLサイトマップ
検索エンジンにサイト内情報を伝える役割があります。基本的に、HTMLでリンクされていないページは検索エンジンもなかなか気付きづらいものですが、XMLサイトマップがあることでどこからもリンクされていないページでも検索エンジンは認識することができるようになります。
XMLサイトマップの生成方法
- sitemap.xml Editorを使う方法
- 「Google XML Sitemaps」等のWordPressプラグインを使う方法
- バックエンドプログラムで自動生成する方法
サイトマップ作成後
サイトマップは作成するだけでは検索エンジンは認識してくれません。ドメイン内の任意の場所にアップロードして以下のどちらかの方法で検索エンジンに伝える必要があります。
- Google Search Console
- robots.txt
Google Search Console
サイトマップと作成したXMLサイトマップを紐付けて登録します。
robots.txt
robots.txtはクローラーの動きを制御できるファイルです。robots.txt内にXMLサイトマップのURLを記述します。
OGPとは?
「Open Graph Protocol」の略語になります。
SNS(FacebookやTwitterなど)でシェアするときにタイムラインの中のリンクに表示される画像やタイトルを綺麗に見やすくするHTMLタグ。
HTMLのタグなのでhead内に記述します。
メリット
SNSでクリックされやすくなる。
SNSはいろんな情報が流れているのでいかに興味をひいていかにクリックしてもらうかが重要。
設定する上のポイント
ページ単位で設定することになる。
サイト全体というよりはページ単位で設定します。
設定方法
WordPressの場合
OGPを設定するためのプラグインがあります。
静的なサイトの場合
直接HTMLに書き込むことになります。
記述
og:title
SEOを意識したタイトルではなく、SNSで注目されるようなキーワードをいれる。
og:image
タイムラインに表示される画像の部分になる。なるべく画像は大きめのものを使うのが良い。
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