Jenkinsとは?
CI(継続的インテグレーション)を実現するツールです。
定期実行に使える
以下のような人手を介して行うのが面倒な作業の自動化のために使えます。JenkinsをインストールしたPC上でタスクを自動実行できます。(WindowsのタスクスケジューラーやLinuxのcronなどに役割としては似ています。)
Cronとの違い
Linux標準のcronでも同じことができると思われたかもしれませんが、Jenkinsはcronの定期実行を拡張していてより高機能になっております。
- 細かい分単位のスケジュールが可能
- 除外日などを設定できる。
CICDに使える
リポジトリにpushしたタイミングでビルド、テスト、カバレッジ測定、インスペクション、コードステップ数のカウントなどを行わせれます。
ぶっちゃけ近年はあまり使われない
Jekinsは2010年代の前半からよく使われているツールでしたが、近年はSaasのCIツール(GitHub ActionsやCircle CIなど)が台頭してきており手軽なためそちらが多く使われるようになっております。
ただ、少し古めのプロジェクトとかであればいまだにJenkinsが使われていたりするので学習しておいても損はないでしょう。
前提
jdkのインストールが必要(バージョンは古くないとインストールできないらしい)
インストール
1 |
brew install jenkins |
起動
1 |
brew services start jenkins |
初期設定
Unlock Jenkins
パスワードを確認して入力
1 |
sudo cat /Users/[ユーザー名]/.jenkins/secrets/initialAdminPassword |
Customize Jenkins
無難に「推奨のプラグイン(Install suggested plugins)」を選んでおきましょう。
その後、「Getting Started」でインストール作業が進みます。
Create First Admin User
ユーザーを作成する。
アクセスURL
以下のURLでアクセスできる。
1 |
http://localhost:8080/ |
ジョブを作成したら出てきます。基本的にJenkinsではGeneral(設定)しかいじらないでしょう。
General
ビルド・トリガ
定期的に実行
2分おきに実行など指定できます。
Build Steps
シェルの実行など色々な設定を選べます。サンプルとしてローカルに以下のようなファイルを作れば実行できます。
User/test.sh
1 2 |
#!/bin/bash touch sample.txt |
設定
1 2 |
cd User sh test.sh |
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