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【Oracleアーキテクチャ】「初期化パラメータファイル」について

05.23

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この記事は1分で読めます

今回は、インスタンスの設定に関してインスタンス起動時に読み込まれる「初期化パラメータファイル」について解説していきます。

サーバーパラメータファイル(SPFILE):初期化パラメータファイル

「設定値を保持しているOracleの動作特性を決定するパラメータを保持しているバイナリファイル」です。

読み込みタイミング

「インスタンスの起動時」に読み込まれます。

SPFILEが存在しない場合や、読み込めない場合はインスタンスを起動することはできません。

初期化パラメータの設定方法の違い

初期化パラメータを設定する際は、下記の二つのレベルがあります。

  • 「インスタンスレベル」で設定する。
  • 「セッションレベル」で設定する。

インスタンスレベルで設定

1
2
ALTER SYSTEM SET (パラメータ名)=(設定値)
SCOPE = {MEMORY | SPFILE | BOTH};

設定値について

設定値 設定変更の範囲
MEMORY 設定変更は即座、再起動後は、設定変更が無効になってしまいます。
SPFILE 「初期化パラメータ」の設定値のみが変更されて、再起動後に設定変更が有効になります。起動中は設定変更ができないです。
BOTH デフォルトがこれです。設定変更が即座で、「初期化パラメータ」での再起動後の設定変更も可能です。

セッションレベルで設定

設定変更は、実行したセッション内でのみ有効となります。

1
ALTER SESSION SET (パラメータ名) = (設定値);

用途

特定のSQL処理のみ初期化パラメータを一時的に変更したい場合に有効です。

PFILEについて

Oracle8i以前では使われていた「テキスト形式の初期化パラメータ」です。

9以降では、デフォルトでSPFILEが作成されるので、作成されなくなりました。

 

 

  • 2018 05.23
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