
JSPのコア要素は、下記に分かれます。
- 宣言
- スクリプトレット
- 式
- コメント
- EL式
宣言
フィールドやメソッドを宣言できる。
フィールドの場合
<%! String str; %>
上記のように、記述するとフィールドを宣言できます。ただ、サーブレットと同じく、JSPも1インスタンスが使いまわされるので、スレッドセーフではないのでご注意を!(下記の記事で解説しています。)、よって基本的に、変数を使う場合はこの機能は使わず、スクリプトレットのローカル変数で代用することが多数でしょう。(一応、こういうことができるということはおぼえておきましょう。)
メソッドの場合
<%! void sysout(String aisatu){ System.out.println(aisatu); } %>
上記のように書くと、メソッドも宣言できます。
スクリプトレット
JSPの中にJavaコードを記述できます。
<% int a = 1; int b = a+5; %>
式
<%=3+5 %>
レスポンスに出力する値を結果として返す式を記述します。
スクリプトレットで同じように記述する場合は下記のように書きます。
<%out.println(3+5); %>
JSPコメント
下記のように記述する。通常のHTMLコメント(<!– ~ –>)と違い、ブラウザ上には出力されないので、セキュリティ的にこちらを使うようにする。
<%-- コメント内容 --%>
EL式
簡潔な表現で、オブジェクトにアクセスができる言語です。
EL式の詳細は下記の記事で解説しています。
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